フィットネス全盛期とも言えるほど人々の健康志向が高まっている今、20代からできる身体のケア方法を解説します。

「健康」と聞いたときに皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。
- 毎日3時間、筋トレをみっちり行う
- パーソナルトレーナーを月数十万を払って契約する
- アルコールを1滴も飲まない
など、かなり厳しい目標を立てていないでしょうか?
この記事では、日々の生活を犠牲にすることなく、ほんの少しの工夫で、ほんの少しだけ健康になる方法を解説します。
①運動は「定期的」に行う
20代は筋肉量がピークになる時期です。
運動を定期的に行うことで筋肉量を増やし、健康的な体を維持することができます。
ここで真面目な人は、
『筋トレは週7日!!1回3時間!!』
と、トップボディビルダーのようなメニューを考えていないでしょうか。
20代であれば、体力もありますし、体もすぐに運動に適応しますが、トップアスリートでもない限りは毎日運動する必要はありません。
健康を維持するなら週2~4日でも十分です。
まずは長期間継続することを意識して、
『半年間、週3回の運動を継続してみる』
というような無理のない目標を立てましょう。
②食生活を意識する
これもよく言われることですね。
まずは昨日の自分の1日の食事を思い出してみましょう。
『○○が何グラムで…』というほど細かくはなくても構いません。
- 米を合計で茶碗3杯
- 昼はトンカツだが千切りキャベツが山盛りだった
- 夜は一人鍋
等々、ぼんやりとしてイメージでいいので頭に浮かべれば、
自身の食生活で何が過剰だったのか、何が不足しているのかが見えてきませんか?
しかし、『明日からはブロッコリーと鶏むね肉以外は食べない!!』
と極端なことをする必要はありません。
食生活においても、
- 過剰なものは減らす
- 不足しているものは増やす
このような少しの変化でも、1年後には大きな差が生まれているはずです。
ちょっとずつ健康的な体を目指しましょう。
『明日の昼と夜の食事に野菜の小皿を追加する』
これだけならできそうな気がしませんか?
③睡眠を取る
昨日の睡眠時間はどれぐらいでしたか?
睡眠を取らないと健康に悪いというのは誰もが理解していますが、誰かから言われないと、ついつい睡眠時間が短くなってしまうものです。
もしこの記事を見ているのが夜の12時ならば、この記事を読み終わったらもう寝ることにしましょう。
④ストレッチを行う
運動を習慣とされている方は、自然とストレッチも習慣となっていることも多いですが、ジムでの筋トレをメインとしている人は疎かになっているのではないでしょうか。
人間の体は動かすことで疲労を取り除く機能を持っています。
例えば、骨と骨の間でクッションの役割をしている「髄液」は、骨が動かなければ循環することがなく、老廃物がどんどん溜まっていきます。
継続して骨を動かしたり筋肉を伸ばすストレッチを行うことで、体に溜まった老廃物を上手く循環させることができます。
はっきりと言いますが、健康上では「足が180°に開く」といった柔軟性はあまり意識する必要はありません。
毎日の日常生活で問題がないレベルの柔軟性があれば十分です。無理に柔軟性を確保しようとして、筋肉や腱を傷めてしまう方が問題なので、柔軟は痛みを感じない程度に行いましょう。
まとめ
この記事を読んで、どう思ったでしょう。
『いや、全部普通のことじゃん』
そう思ったことでしょう。
しかし、健康とはそういうものなのです。
残念ながら、今日始めれば、明日には体脂肪率が1桁になり、筋肉がシャツを破り、医者が裸足で逃げ出すパーフェクト超人になるなんてことはありません。
しかし、人間の体は必ず健康に向かおうとプログラムされています。
あなたのちょっとした行動の積み重ねは、必ずあなたの健康に向かおうとする体の手助けをするはずです。それが20代のうちから継続できれば、あなたの健康寿命はどこまでも伸びていくでしょう。
この記事はここで終わりです。もしこれを読み終わったのが夜の12時であるなら、とりあえず今からできる身体のケア、
『睡眠を取る』
を始めましょう。
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